婚約指輪で失敗しないために押さえておきたい基礎知識をわかりやすく解説!

当サイトでは、婚約指輪で失敗しないために押さえておきたい基礎知識をわかりやすく解説しています。
結婚の約束をする相手にプレゼントすることを検討しているなら、参考にしてください。
エンゲージリングの購入平均金額はどれくらいなのかも説明しているサイトです。
購入する際の予算を考えるときに参考になるはずです。
またエンゲージリングはどこで購入できるのか知りたい人向けに、購入場所ごとの特徴もご紹介しています。
これから指輪を買う予定がある人必見です。

婚約指輪で失敗しないために押さえておきたい基礎知識をわかりやすく解説!

婚約指輪の基礎知識を知って、指輪購入の失敗を避けようと考えている人もいるのではないでしょうか。
婚約指輪は既製品やフルオーダー・セミオーダーメイドで手に入れることができます。
価格は素材の金属の純度や宝石の重さ、デザインなどによって異なります。
一般的に有名ブランドの方が、無名のブランドの婚約指輪よりも価格が高いです。
婚約指輪はブライダルジュエリーショップで売られていて、実店舗や通信販売などで購入できます。

そもそも婚約指輪とは?結婚指輪との違いは?

結婚の準備で欠かせないもののひとつに指輪の用意があります。
結婚に関するものでは、婚約指輪と結婚指輪があります。
購入する前にはそれぞれの違いをよく知っておきましょう。
まず、婚約指輪は婚約の証として男性から女性に贈る指輪です。
プロポーズのときに渡されることも多くなっています。
これは女性だけが着けるもので、男性用はありません。
デザインは大きめのダイヤモンドがついた華やかなタイプが多く、普段使いの指輪というよりはパーティーなど特別な場面にふさわしいリングです。
これに対して、結婚指輪は夫婦の証として二人で着用するリングです。
普段使い用ということもあり、シンプルなデザインが選ばれる傾向があります。
結婚式の指輪交換のときに使うリングでもあります。
一般的にはこのふたつの指輪を用意することが多くなっていますが、どちらかひとつだけを選ぶこともできます。
最近では、結婚指輪と婚約指輪の両方を兼ね備えたタイプも増えてきています。

婚約指輪を購入するタイミングについて

イメージとして定着しているのは、プロポーズをする際に婚約指輪を一緒に手渡す様子でしょう。
ただし、プロポーズを断られる可能性もあるので、タイミングとしては承諾を得てから一緒に買いに行くのが一番です。
彼女に納得してもらえる婚約指輪を贈る事が出来ます。
どうしてもサプライズをしたい場合には、店舗で相談をしておくとプロポーズの際に仮の婚約指輪を手渡して、後日彼女の指のサイズに合う物や別の商品に交換をしてもらう事も可能です。
指輪の種類は豊富なので、自分で選ぶのが大変な場合は彼女に婚約指輪を渡したい事を打ち明けて二人で選びに行きましょう。
近年では通販でも購入が出来るので、自宅で二人で選んで届くのを待つだけという手段もあります。
注意点は自分の指のサイズの把握が必要不可欠です。
今まで指輪を身に付けていなかった方、痩せてサイズが変わっている場合はリングゲージなどを使って事前にサイズを調べてから注文を行いましょう。

婚約指輪を二人で選ぶメリット・デメリット

近年、婚約指輪を男性が一人で購入するのではなく、カップルで一緒に選ぶ方が増えています。
プロポーズの際にサプライズで婚約指輪を渡したいという男性も多いかと思いますが、二人で選ぶとリングサイズを調べる手間を省くことができます。
相手に知られずにリングサイズを調べるには、就寝中にこっそりと指に糸などを巻きつけて調べるなどしなければなりません。
しかも、女性の身体はむくみやすいため、しっかりとサイズを測ったつもりでも、購入した指輪が合わない可能性もあります。
しかし、二人で選べばリングサイズをこっそり調べる必要はありませんし、彼女の指にピッタリの指輪を購入することが可能です。
また、女性主導で指輪選びを進められるというメリットもありますが、一方で二人で選ぶと当然ながらサプライズ感は失われてしまいます。
プロポーズの際にサプライズで婚約指輪をもらいたいと思っている女性は少なくありませんが、二人で一緒に選ぶという選択をしてしまうと彼女の憧れを叶えることができなくなってしまいます。
加えて、値段が彼女に分かってしまうのもカップルで選ぶデメリットのひとつです。
婚約指輪の値段は決して安いものではないので、遠慮して自分好みの指輪が選べないという女性は少なくありません。

結婚後に婚約指輪と結婚指輪を重ね付けする方も多い!

恋人が存在するような場合は結婚を意識するタイミングもあると考えられますが、婚約したいと考えている場合は婚約指輪を用意するといいかもしれません。
告白をするときに男性がサプライズで用意して女性にプレゼントするようなことも少なくありませんが、婚約指輪とは別に結婚するときに結婚指輪も用意することになるはずです。
そうなると二つの指輪が存在することになりますから、片方は保管しておくようなことも珍しくありません。
ただ二つの指輪を重ね付けするようなこともありますから、指を効率的に華やかにすることが可能です。
そのため婚約指輪と結婚指輪を両方とも購入することで、より素敵になることができますから、基本的には両方とも購入したほうがいいかもしれません。
各自で自由に使用していくことができますから、それぞれの考え方にあわせて活用していくのが大切です。
結婚指輪を紛失してしまったときに、婚約指輪で代用するようなこともありますから、いろいろな選択肢があります。

婚約指輪のデザインを選ぶ際のポイント

婚約指輪を一人で選ぶ場合に迷ってしまうのが、デザインについてでしょう。
心のこもった物なら何でも喜ばれるというのなら簡単ですが、そうでもない現実もあります。
失敗なく婚約指輪を選ぶには、恋人の好みをよくリサーチすることが大切です。
流行りのデザインだからといって恋人が喜んでくれるとは限らないですし、むしろ流行が苦手という人も中にはいるでしょう。
個々の好みを反映させるのが失敗をしにくくするためのコツですので、恋人の普段の服装や身に着けているアクセサリー、会話の中で得たヒントなどをもとに選択肢を狭めていくことが大切です。
好みや憧れのブランドが分かるようなら、それをベースに考えていくのも良いかもしれません。
気に入っているジュエリーブランドを持つ女性もいますし、あらかじめさりげなくリサーチを行っておくのも有効です。
失敗したくない場合は恋人と一緒に選ぶのもひとつの選択肢です。
自分が身に着ける指輪は自分で選びたいという女性も増えており、カップルで一緒に買いに行くというケースも珍しくありません。

婚約指輪に使われる代表的な素材を押さえておこう!

婚約指輪に使われる素材は、プラチナもしくはゴールドが主流です。
白金族元素の一種であるプラチナは、その白さが白無垢やウェディングドレスを連想させることから、古くから婚約指輪や結婚指輪に使われてきました。
変色や変質が起こりにくいため購入時の美しさが維持しやすく、加工も容易であることから様々なデザインの指輪を作ることができます。
なお、プラチナは純度が高くなるほど傷つきやすくなるため、婚約指輪にはパラジウムやイリジウムなどを混ぜ合わせた合金が使われるのが一般的です。
ゴールドは、変色や腐食が起こりにくい金属で、加工性も優れるため様々なデザインに対応できます。
他の金属を混ぜることで色合いに変化が生まれるのもゴールドの特徴です。
例えば、75%の金に銀と銅を配合することで黄金色に輝くイエローゴールド、75%の金に銀とパラジウムもしくはニッケルを配合することで白色に輝くホワイトゴールド、75%の金に銀と銅、パラジウム、微量の亜鉛を混ぜ合わせることでピンク色を表現したピンクゴールドといったカラーバリエーションがあります。
また、プラチナとゴールド以外にも、ジルコニウム・チタン・タンタル・パラジウム・ステンレスなどが使われた婚約指輪もあります。

婚約指輪に欠かせないダイヤモンドの選び方

婚約指輪に装飾する石はダイヤモンドが定番中の定番です。
4Cを意識することが選び方のポイントとなります。
4Cとはカラット・カット・カラー・クラリティと4つの判断基準の事です。
この4Cが高いレベルのものであれば、高品質な石を選ぶことが出来るようになっています。
カラットは重さのことを表す単位です。
1カラットは0.2gとされており、重さが重くなればなるほど値段も高くなります。
婚約指輪の平均カラット数は、0.2~0.4カラットほどです。
あまりカラットが大きいものだと、もちろん価格が高くなり手が届かないということもありますが、見た目がゴージャスすぎて着用する機会が限られるため0.2~0.4カラットのものが人気です。
カットとは研磨状態のことで婚約指輪では通常、エクセレントというレベルのものが使用されます。
クラリティとは、ダイヤモンドがいかに透明であるかという基準の事です。
透明度の高いものが結婚指輪にはふさわしいとされています。
VSランク以上を選ぶと良いでしょう。

婚約指輪を購入する際は納期に注意しよう!

婚約指輪は、購入後にリングの内側にイニシャルや日付を刻印したり、サイズを直したりする必要があるため、実店舗で購入してもその場で受け取れるケースは稀です。
場合によっては、プロポーズに間に合わないという事態に陥る可能性があるので、婚約指輪を購入する際は事前に大まかな納期を押さえておく必要があります。
ただし、婚約指輪の納期は既製品・セミオーダー・フルオーダーによって異なるので注意が必要です。
既製品は、3種類の中で最も早く手に入りますが、既製品であってもサイズ直しの期間が必要なので、購入から引き渡しまで最短でも1週間ほどはかかります。
また、海外ブランドの場合は取り寄せに1~3ヶ月ほどを要するケースもあるので注意しましょう。
ベースとなる指輪を決めた上で自分たちの好みに応じたカスタマイズを行うセミオーダーは、引き渡しまでに1~2ヶ月ほどかかるのが一般的です。
ゼロから理想の婚約指輪を作っていくフルオーダーは、制作に多くの時間を要します。
制作がスムーズに進めば2ヶ月ほどで完成するケースもありますが、何度も修正を加えると半年以上かかるケースもあるので、理想の指輪を実現するためには3~6ヶ月ほどかかると想定しておきましょう。

婚約指輪を選ぶ際はアフターケアにも注目しよう!

婚約指輪をどこのお店で購入しようか迷っているという人もいるのではないでしょうか。
魅力ある品揃えや利用しやすさなどは重要になりますが、それらだけでなくアフターサービスの良さも選ぶ際のポイントになる点です。
購入後に必要となるアフターケアには、サイズ直しがあります。
長年婚約指輪を使用していると、体形の変化により使えなくなることも考えられます。
そのためサイズ直しに対応しているお店を選ぶと安心です。
ただし素材や刻印、デザインなどによっては元々サイズ直しができないケースもあることは知っておきたいところです。
また磨き直しやメッキ加工のし直しなどにも対応していると、役立つかもしれません。
地金の種類によってはメッキが経年劣化にて剥がれてくることがあります。
磨き直しは小さな傷なら直すことができる可能性があります。
専門の洗浄器を使っておこなう婚約指輪のクリーニングは、一般的に何度も無料でして貰えることが多い定番のアフターケアです。

著者:綱島弥太郎

筆者プロフィール

神奈川県秦野市生まれ。
高級ブランドの販売員として数多くの婚約指輪を販売。
婚約指輪選びのポイントをまとめました。
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